稲沢の教育に責任をもつ組合

執行委員長あいさつ

 あたたかな春の陽気とともに新年度が始まりました。長期にわたる休校を余儀なくされた昨年度と比べ、子どもたちとともにスタートを切れる幸せを改めて実感しています。わたくしたち執行部も2月にご信任をいただき、新メンバーで活動をスタートさせました。オンラインでの講座開催や紙面での定期委員会など、新たな活動の行い方を確立した昨年度の経験を生かしながら、本年度は、組織強化の根底にある「つながり」を今まで以上に大切にして、稲沢教組の運動方針を具現化できるよう活動にとりくんでまいります。
 さて、昨年度までのとりくみの成果として、本年度の県の予算については、国に先駆けて小学校第3学年の35人学級を実現させることや、中学校第一学年の35人学級を継続実施させることができました。また、通級指導教員や日本語教育適応学級担当教員が増員されました。賃金関係については、一時金が0.05月分期末手当から引き下げられたことは極めて不満と言わざるを得ません。一方で、県職員の給与が民間を上回っていたにもかかわらず、月例給の改定が行われなかったのは、わたくしたち組合員が一丸となって緊急要請打電行動や署名行動などにとりくんだ成果といえます。今後も賃金水準の改善にむけて、組合員のみなさまのさらなる団結をお願いいたします。
 稲沢市においては、本年度から児童生徒に一人一台タブレット端末が整備され、ICT支援員が配置されました。また、新たに教員の各種業務をサポートするスクールサポートスタッフも配置されました。部活動指導員も増員されるなど、わたくしたちをとりまく環境は少しずつ改善しています。教員の多忙な実態を考えると、決して十分とは言えませんが、わたくしたちの「現場の声」が確実に届いている成果だと考えます。今後もわたくしたち組合員の「現場の声」を主体的に関係機関へ伝え、対話を繰り返していく決意です。定期委員会や白書アンケート等を通して、積極的にみなさまの声を聞かせていただけると幸いです。
 最後に、稲沢教組は稲沢の教育に責任をもつ教員組合として、地域や保護者に信頼される教育活動をすすめていきます。子どもたちの明るい未来のために、組合員一人ひとりの力を結集し、「つながり」を大切にした組合活動を推進していきましょう。

                                              稲沢市教員組合執行委員長
                                                       筧   勝 吉