稲沢の教育に責任をもつ組合

執行委員長あいさつ

 あたたかな春を迎え、風景にたくさんの色が戻ってきました。新型コロナウイルス感染症は依然として近くにありますが、少しずつ衰えをみせつつあります。 組合員のみなさまにおかれましては、例年以上の期待感をもって、本年度の始まりを迎えてみえることと思います。稲沢教組は、昨年度「つながり」を大切に、組織の強化と団結をすすめてきました。本年度は、三つの「あい」を大切に、活動していきます。
 一つ目は「合い」です。社会が成熟し、価値観の多様化が進むとともに、さまざまな考えを大切にできる時代になりつつあります。稲沢教組執行部は、教育白書運動などを通して、みなさまの声をていねいに集めながら、考えの方向性を合わせてまいります。そして、いただいたお声をもとに、教育委員会や校長会、関係機関と対話を重ね、よりゆきとどいた教育の実現をめざします。
 二つ目は「会い」です。この二年間、人と人とが出会い、つながることは、制限を受けてきました。その中で、人と人とのつながりが、かけがえのないものであると気付くこともできました。本年度は、みなさまの安全を第一に考えながら、学校という垣根を越え、みなさまが出会い、つながる活動にこれまで以上に力を入れていきます。教育講座、教育フォーラム、スポーツの集い、青年部・女性部の行事などにぜひご参加ください。
 三つ目は「愛」です。教育に愛を抱き、志をもち続けるためには、組合員のみなさまの生活にゆとりと豊かさが必要です。教員の仕事は決してブラックではなく、本来はとても色彩り豊かなものです。労働条件の改善、賃金水準の改善について、愛教組と手を携え、一致団結し、ともに強く訴えていきましょう。 稲沢教組執行部も、みなさまを愛し、大切にできる存在であるとともに、愛される存在でありたいと思います。
 本年度、国においては、教科担任制の導入による九五〇人の定数増、教員免許更新制の廃止が行われます。県においては、国に先駆けて小学校第四学年まで三十五人学級が拡大されます。また、昨年度後半の出生サポート休暇の新設も明るいニュースです。稲沢市では、スクール・サポート・スタッフが増員されるとともに、昨年度後半から導入されたメッセージ付き電話により、働き方改革が一歩ずつ前進しています。これも、組合員のみなさまが力を合わせた成果です。本年度も、子どもたちとわれわれ組合員に、あたたかい春風をもたらすことができるよう、ともにがんばりましょう。

                                              稲沢市教員組合執行委員長
                                                      串 田 啓 介